2年前にデビューした熊本産ブランドのかんきつ「ゆうばれ」が初めて輸出されました。
熊本空港からの直行便でが台湾に輸出されたのは、熊本県産ブランドのかんきつ「ゆうばれ」約350キロです。

「ゆうばれ」は熊本県が20年以上かけて開発し、JA熊本果実連が2年前に出荷を始めた新たな品種です。250グラムほどの重さで糖度は12度以上と甘く、果汁も多いのが特徴です。
JA熊本果実連 橋本明利会長「このゆうばれが新たな熊本県の果樹の柱として今回台湾でデビューするこの機会に、熊本と台湾の友好関係がますます強まることを期待している」

果実連によりますと、「ゆうばれ」の輸出は初めて。その輸出先に台湾を選んだ理由は、熊本からの直行便を使うと現地に早く届いて輸送コストが抑えられることと、1月末に始まる台湾の春節(旧正月)での需要が見込まれることです。

台湾向けには、成田空港経由なども含め、2月上旬ごろまでに約5トンを輸出する予定で、来年以降の輸出拡大も見込んでいます。
JA熊本果実連 上口政信 青果事業本部長「初めて熊本のかんきつ『ゆうばれ』が輸出できたことに感激するとともに、今後を期待をしています」









