今年9月、福岡市の繁華街・天神地区の路上で27歳の女性の下半身を服の上から触ったとして24歳の大分市職員の男が逮捕されました。
大分市職員の男は「すごく酔っていたので自分がやったかわからない」などと話しているということです。
福岡県の迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで逮捕されたのは大分市福祉保健部・長寿福祉課に所属する大塚健斗容疑者(24)です。
大塚容疑者は今年9月20日午後11時ごろ、福岡市中央区大名の交差点近くの歩道で信号待ちをしていた27歳の女性の尻を服の上から触った疑いが持たれています。
被害に遭った女性が直後に「痴漢です」と叫び、通行人の男性が110番通報して事件が発覚。
駆けつけた警察が27歳の女性と大塚容疑者から話を聞きましたが、大塚容疑者が「触っていない」などと話したため、現行犯逮捕は見送られていました。
その後、警察が防犯カメラの映像を調べるなどの裏付け捜査を進めた結果、大塚容疑者が痴漢事件に関与した疑いが強まったため12日に逮捕したということです。
警察によりますと事件当日、大塚容疑者は友人と遊ぶために福岡市を訪れていたということです。
取り調べに対し、大分市職員の大塚容疑者は「酒をたくさん飲んでいてすごく酔った状態だったので、自分がやったかどうかわからない」などと話しているということです。
大塚容疑者の逮捕について、大分市は「事実確認ができておらず、現状ではコメントできない」としています。







