去年1月、北九州市の鳥町食道街一帯で起きた火災で、火元となった飲食店の元経営者が在宅起訴されました。

業務上失火の罪で在宅起訴されたのは、鳥町食道街一帯で起きた火災で火元となった飲食店の元経営者の女性です。

起訴状などによりますと女性は去年1月3日、店の厨房で鍋の油に凝固剤を入れたあと、火をかけたまま店を離れて発火させ、飲食店など33棟を焼損させたとされています。

警察によりますと女性は取り調べに対し、「新年の挨拶に行こうと思い、鍋を火にかけたことを失念していた」などと話していたということです。