福岡県の服部知事は、8月の記録的な大雨で県内の農林水産業が受けた被害が29億円にのぼるとして、緊急支援を行うと発表しました。

服部知事は25日臨時会見を開き、8月の大雨による県内の農林水産業の被害額が20日の時点でおよそ29億2000万円にのぼると明らかにしました。
そのうえで被害を受けた生産者を対象に、種や苗・資材などを購入する費用の助成や経営を再建するための無利子融資など緊急支援を実施すると発表しました。

福岡県 服部誠太郎 知事
「経営継続の意欲を失わず、1日も早く次の生産を開始していただくことが重要でございます」
県によりますと予算規模は1億6000万円となる見込みで9月議会に補正予算案を提出します。