陸上自衛隊の輸送機「オスプレイ」の配備に向けて、国が佐賀空港で進めている駐屯地の建設工事をめぐる裁判。
地元の住民たちが佐賀県に対し、「県の土地を国に無償で貸したのは違法だ」などと訴えていましたが、佐賀地裁はこの訴えを退けました。

この裁判は、オスプレイの配備に向けて国が佐賀空港で進めている駐屯地の建設工事をめぐり、配備に反対する住民たちが佐賀県を相手取り、「県の土地を国に無償で貸したのは違法だ」などと訴えたものです。

21日の判決で佐賀地裁の三井教匡裁判長は、「国に貸したのは空港の土地であり佐賀県には空港を管理する権限が与えられている以上、違法とは認められない」などとして原告の訴えを退けました。
