5つの市民襲撃事件に関与したとされる工藤会系の元組幹部の控訴審で、福岡高裁は1審の判決を支持し、懲役30年の判決を言い渡しました。

特定危険指定暴力団工藤会系の元組幹部洲崎秀輝被告(56)は14年前、建設会社会長の男性を射殺するなど、5つの事件に関与したとされていました。

1審の福岡地裁は洲崎被告の4つの事件への関与を認定。

懲役30年の判決を言い渡し、洲崎被告が控訴していました。

20日、福岡高裁は「被告の関与を認めた判決に誤りはない」として1審の判決を支持し、懲役30年の判決を言い渡しました。