1月18日~2月16日までの降水量の合計は、太平洋側を中心に平年より少なく、特に関東甲信や東北の太平洋側は平年の20%未満になっているところがあります。

空気がカラカラに乾燥している上に、今週は季節風が強まるため、一層火災のリスクが高まります。

関東では極端に少ない降水量

1月中旬以降、太平洋側ではまとまった雨が降っていない所が多く、降水量が極端に少なくなっているところが多くなっています。

特に、関東甲信や東北の太平洋側は降水量が平年の20%未満に留まっている所が多く、空気はカラカラに乾燥しています。

30日間の降水量(1月18日~2月16日)の合計は、前橋市で1.0ミリと平年の3%、水戸市で4.5ミリと平年の8%、宇都宮市で5.0ミリと平年の13%、東京都心で7.5ミリと平年の12%、千葉市で9.5ミリと平年の14%と、いずれも10ミリを下回っています。

乾燥+強風 今週は火災のリスク大

また、17日は冬型の気圧配置が強まり、北西の季節風が強まっています。

瞬間的には20メートルと風に向かって歩けないほどの風が吹いた所もありました。

空気が乾燥し、風が強い日は火災が起こりやすく、風に飛ばされた火種が飛び火となって瞬く間に火災が広がる恐れがあります。