先月、保育中の園児が死亡したことをうけて、広島市は市立保育園を緊急点検しました。およそ9割の園で「子どもが園外に出るおそれのある箇所」が見つかりました。

広島市西区では先月16日、近くの市立保育園で保育中だった5歳の男の子が川でおぼれ、死亡しました。男の子は、園の植え込みのすき間などから、1人で外に出たとみられています。この問題を受けて広島市が88ある市立保育園を緊急点検したところ、園児がフェンスを乗り越えたりすき間をすり抜けたりするおそれのある場所が、66の園で見つかりました。また、園庭と園外を隔てているのが、生け垣だけという園も11あったということです。


広島市は、生け垣だけしかない園については、今月中にネットを張るといった対策に乗り出すことにしています。また、門やフェンスの高さに課題があるケースについては、業者などと現地を視察したうえで、年内に必要な措置をとるとしています。

広島市はこれらの結果について、亡くなった男の子が通っていた保育園で現在、開かれている2回目の保護者説明会で明らかにしています。