今月1日、石垣島から小浜島に向かっていた高速船が船底を浅瀬に接触させる事故を起こしたことについて、沖縄総合事務局は30日に運航会社の「安栄観光」対し安全確保を命じる行政処分を出しました。


沖縄総合事務局によりますと「安栄観光」の高速船、「第八十八あんえい号」は今月1日の午後4時過ぎ、石垣島から小浜島に向かう際基準航路を外れて航行し、浅瀬に船底を接触させ、船のかじが曲がるなど損傷しました。

乗員乗客は無事でした。

この事故を受け沖縄総合事務局が船の安全対策を確認したところ、基準航路の順守など船員への安全教育に関する記録や、航行中の船内を巡回して安全を確認した記録などが適切に残されていなかったため、30日付で改善を命令しました。


また、過密な運航ダイヤに、問題があったとして、ダイヤの見直しも検討するよう指示しました。

行政処分を受けて安栄観光の森田安高社長は、事故を陳謝したうえで、「船長や機関長など技術職が定年退職などで減ったこともあるので、島民と観光への影響を考慮しながら、ダイヤ改正を調整したい」とコメントしています。