県内で10日新たに感染が確認された新型コロナウイルスの感染者は今月7日の2375人を300人あまり上回り過去最多を更新しています。また医療のひっ迫を示す病床使用率は5割を超えています。

年代別で見ると10代の531人が最も多く、そのほか40代以下の全ての年代で300人を超えていて各世代で感染が広がっています。


県内ではゴールデンウィーク終盤から感染拡大が続いていて、医療のひっ迫を示す病床使用率は53・1%と、県が示す警戒レベル3の感染まん延期にあたる50%を超えています。病床使用率が50%を超えるのはことし4月19日以来となります。



県の宮里統括監はゴールデンウィーク期間中の感染が数字に表れているとした上で「若い世代から他の世代に感染が広がってきている」として警戒を強めています。

またきょう新たに50代と60代の男性、90歳以上の女性合わせて3人の死亡も確認されています。

新規感染者が過去最多を記録したことについて街の人は…。


県民はー
「怖いです。3回目のワクチン打っていますけどもうアウトになっちゃう」
「大型連休明けに増えると聞いていた、知り合いもかかったんですよ、身近な人。怖いですね」
「自分が知らないうちに感染してしまう不安がある」



感染者の増加について専門家もゴールデンウィークの影響を指摘します。



琉球大学病院 梅村武寛救急部長
「(沖縄は)人口あたりに対してワクチンを打たない状態で活動する人が多く、よそからの人が入ってきやすい地域というのが(感染者増加の)大きな要因。(病院には)コロナの人が来るのでそちらに手を割かないといけない。(コロナ以外の)一般救急がひっ迫していて、はっきり言って崩壊寸前です」

感染者を抑えるために必要な対策を尋ねると…。



琉球大学病院 梅村武寛救急部長
「今やらなきゃいけないことは重症化しそうな人をいかに守るか。高齢者が3回ワクチン打ってると入院率かなり下がります。ワクチン打てない人は他の人と接触しない方法を考えるとかになる」

身の回りの人の重症化をいかに防ぐのか。今、改めて考える時期となっているのかもしれません、そしてそのことが一般の医療を守ることにも繋がります。