沖縄気象台は12日午前、台風26号に関する地方気象情報を出しました。沖縄本島地方では本島北部と久米島に大雨警報が発表されています。12日夕方にかけて土砂災害や低い土地の浸水に警戒が必要です。また、13日にかけて河川の増水やうねりを伴う高波、強風、落雷、竜巻などの激しい突風に十分注意してください。
雨の実況
11日午前0時から翌日午前5時までの降水量(アメダスによる速報値)
久米島町謝名堂 347.0ミリ
国頭村奥 188.5ミリ
久米島空港 179.5ミリ
渡嘉敷村渡嘉敷島 135.5ミリ
渡名喜 133.5ミリ
雨の予想
12日に予想される1時間降水量は多い所で、
本島中南部 40ミリ
本島北部 40ミリ
久米島 40ミリ
13日に予想される1時間降水量は多い所で、
本島中南部 30ミリ
本島北部 30ミリ
久米島 30ミリ
12日午前6時から13日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
本島中南部 120ミリ
本島北部 120ミリ
久米島 80ミリ
その後13日午前6時から14日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
本島中南部 100ミリ
本島北部 100ミリ
久米島 100ミリ
防災事項
本島北部の土砂災害警戒情報は解除しました。大雨警報(土砂災害、浸水害)を本島北部は12日夕方まで、久米島は12日朝まで発表中です。これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害や低い土地の浸水に警戒し、河川の増水に十分注意してください。
なお、沖縄本島地方では14日にかけて、予想以上に雨雲が発達した場合や雨雲の流入が続いた場合には、大雨警報や洪水警報を発表する地域が広がり、期間ものびる可能性があります。 沖縄本島地方では、13日にかけて強い風が吹き、沿岸の海域ではうねりを伴いしける見込みです。強風やうねりを伴う高波に注意してください。
沖縄本島地方では、13日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。(12日午前5時34分 沖縄気象台発表)








