記録的な大雨により福井県敦賀市と南越前町では、国道8号のトンネルの出入り口4か所で土砂崩れが発生し、車が立往生しました。国土交通省は取り残された車の誘導や道路の復旧作業を急いでいます。

土砂崩れがあったのは幹線道路の国道8号の敦賀トンネルや、その北の大谷第5トンネルなどの出入口4か所です。

近畿地方整備局福井河川国道事務所によりますと、5日朝早く、土砂崩れが起きていると複数のドライバーから連絡を受け、トンネルが連なる越前市白崎交差点から敦賀市余座交差点までの約29.5キロの区間を通行止めにしましたが、規制前に通過した車両約120台、170人が土砂に阻まれ、立往生が発生しました。

今のところ、土砂に巻き込まれた車両は確認されておらず、土砂の撤去作業や立往生した車両の誘導により、5日午後6時時点でこのうち約90台、130人が通行止め区間を退出しました。

現在、残された車両への食料や簡易トイレなどの配布が行われているほか、一時的な宿泊施設約60部屋と送迎車両約50台が確保されているということです。

現在も、重機を使った撤去作業が続けられていて、片側車線を確保し立往生した車両を誘導していますが、道路の完全復旧の見通しは立っていません。