石川県内では各地で海開きが行われるなど、海水浴シーズンが始まっています。しかし、この時期心配なのは水の事故。白山市では6月に3人が悲惨な事故で亡くなっています。万が一溺れた時どうすればいいのか、海や川で遊ぶ前に知っておきたい危険なポイントや命を守る方法を取材しました。
【悲惨な水難事故相次ぐ】

6月18日、白山市の中村用水でフェンスによじ登った10代の男子児童が用水路に転落。助けようとした母親とともに約1・5キロ先の下流で救助されましたが、2人とも搬送先の病院で死亡が確認されました。
そして、その一週間後。
6月25日には、白山市の松任海浜公園で波に流された10歳の子どもを助けようとした父親が溺れ、亡くなりました。
【海上保安部が注意呼びかけ】
悲惨な水の事故が相次いだ石川県。7月17日、事故のあった白山市の海岸では、金沢海上保安部の職員らが子ども連れを中心に注意を呼びかけました。

金沢海上保安部の職員らは「海の事故が多いので、お子さんから目を離さないで溺れないように見張って安全に遊んでください」と呼びかけます。
長野県から家族で遊びに来ていた人は「海もない県から来ていて、あまり泳ぎも得意じゃないので目を離さないように気をつけたい」と話していました。