世界的なアニメーション映画監督、宮崎駿さんの映画作品「もののけ姫」の屋外上映会が屋久島町でありました。

(記者)「もののけ姫の舞台となったとされる、ここ屋久島で、間もなく初の上映会が始まります」

「もののけ姫」の上映は、宮崎駿監督が所属する「スタジオジブリ」の協力で屋久島夢祭りで実現しました。

会場の屋久島町の健康の森公園には屋久島の山々をバックに高さ8メートル、幅17メートルの特設スクリーンが設置され、1000人を超える人が屋久島の自然の中で作品を鑑賞しました。

(観客)
「自然を大切にしないとこうなるよっていうのが、伝わるような感じだった」

「後ろが山だったり森がある、森や山からのメッセージを受け取った」

(屋久島夢祭り・実行委員会 岩川卓誉代表)「屋久島が大事にしてきた『自然と人の共生』を、映画がテーマにしていると思う。それを真剣な顔で見ていただけたのはうれしかった」

このほか屋久島夢祭りでは住民らのよるダンスや、屋久島の竹を使った灯籠の展示も行われました。

最後は、映画の音楽に合わせて花火も打ち上げられ、来場客らは屋久島の雄大な自然に溶け込み、楽しい時間を過ごしていました。