桜島の南岳山頂火口で6日午後7時20分に発生した噴火が、午後7時50分現在も継続していて、気象台は連続噴火が継続していると発表しました。
この連続噴火が始まって以降の最高の噴煙の高さは、火口から1300mです。
中量の噴煙が南に流れています。
定時の降灰予報では、鹿児島市谷山方向と指宿市方向に降灰が予想されています。
噴火警戒レベルは３の入山規制が継続中で、気象台は火口から約２キロの範囲で大きな噴石と火砕流に警戒を呼びかけています。
桜島降灰予報（定時） 発表時間 2025年10月06日 20時00分
桜島で噴火が発生した場合には、６日２１時から２４時までは火口から南方向、７日０９時から１２時までは火口から南方向に降灰が予想されます。
６日２１時から７日１５時までに噴火が発生した場合には、以下の方向・距離に降灰及び小さな噴石の落下が予想されます。
（時刻）（火口からの方向）（降灰の距離）（小さな噴石の距離）
▼０６日２１時から２４時まで 南（指宿方向） ５０ｋｍ ４ｋm
▼０７日００時から０３時まで 南西（鹿児島市谷山方向） ６０ｋｍ ３ｋｍ
▼０７日０３時から０６時まで 南西（鹿児島市谷山方向） ７０ｋｍ ５ｋｍ
▼０７日０６時から０９時まで 南（指宿方向） ７０ｋｍ ５ｋｍ
▼０７日０９時から１２時まで 南（指宿方向） ７０ｋｍ ５ｋｍ
▼０７日１２時から１５時まで 南（指宿方向） ５０ｋｍ ３ｋｍ
期間中に噴火が発生した場合には、以下の市町村に降灰が予想されます。
鹿児島県：鹿児島市、鹿屋市、指宿市、垂水市、南九州市、南大隅町、枕崎市、南さつま市
（追記）気象台は午後8時45分ごろ、この連続噴火について「午後8時15分に噴火基準未満
