10日飛行中のイギリス軍のヘリコプターから操縦席の窓ガラスが落下していたことがわかりました。

映像は10日午後2時半ごろ、鹿児島空港を飛び立つイギリス軍のヘリコプター・AW‐101です。

県によりますときのう午後2時40分操縦席左側の窓ガラスが、飛行中に鹿児島湾に落下したと、10日夜、九州防衛局から情報提供がありました。

窓ガラスは縦1.5メートル、横2.5メートルで厚さや重さはわかっていません。

落下した場所は鹿屋航空基地から西におよそ13キロ離れた鹿児島湾で、これまでに被害の情報は入っていないというこです。

県は国に対し、再発防止の徹底をイギリス軍に求めることや、速やかな情報提供を行うよう要請しました。

ヘリコプターは、先月、鹿児島空港に緊急着陸したイギリス軍の「F‐35B」を離陸させるため、パイロットを空港に降ろした後、空母に戻る途中だったということです。