秋雨前線などの影響で、鹿児島県内には10日あさから発達した雨雲が流れ込み、大雨となっているところがあります。

鹿屋市では1時間に63ミリの非常に激しい雨を観測しています。

気象台によりますと、対馬海峡付近の秋雨前線があす11日にかけて南下する見込みで、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方は大気の状態が非常に不安定になっています。

【鹿児島市でも1時間50ミリ非常に激しい雨】
アメダスや県の雨量計によりますと、10日これまでに、鹿屋市で1時間に63ミリ、南九州市で59ミリ、鹿児島市で50ミリの非常に激しい雨を観測しています。

薩摩、大隅、種子島・屋久島地方は、11日夕方にかけて大雨となるおそれがあります。雨雲が予想以上に発達した場合や同じ場所で降り続いた場合は、大雨警報を発表する可能性があります。

【あす11日にかけて激しい雨のおそれ】
11日にかけて予想される1時間雨量は、薩摩、大隅地方で40ミリ、種子島・屋久島地方で30ミリです。11日朝までの24時間に予想される雨量は、薩摩、大隅地方で120ミリ、種子島・屋久島地方で100ミリです。

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。