種子島で国の重要無形民俗文化財に指定されている御田植祭がありました。

鹿児島県南種子町の宝満神社で米の原種とも言われる赤米の御田植祭がありました。

神社がある茎永地区は稲作が盛んで種子島の米どころとして知られています。

祭りには、赤米大使で、歌手の相川七瀬さんのほか住民らおよそ30人が参加しました。

神事の後、白い法被を着た地元の小学生や大人達が田んぼに入り歌や太鼓にあわせて赤米の苗を植えていきます。

苗を植え終わると、舞を奉納し、豊作を祈りました。

(参加した児童)「自分的にはうまく踊れたなと思う。(植えた苗は)大きく育ってほしい」

祭りが終わると、赤米のおにぎりや煮しめが振るまわれ、参加者らは味わっていました。