今年は昭和100年にあたる節目の年です。鹿児島大学で、22日、鹿児島の鉄道や食文化の歴史を考えるシンポジウムが開かれました。
シンポジウムは昭和100年の節目に鹿児島の歴史を振り返り、地域の課題解決に繋げてもらおうと鹿児島大学が開いたものです。「食文化」「鉄道」「遊び」の3つをテーマに、それぞれの分野の研究者のほか鹿児島大学の学生や高校生も講演しました。
鹿児島・宮崎の「鉄道」をテーマに講演した研究者は昭和の時代に鉄道の廃線が相次いだとした上で宮崎県では廃線となった鉄道会社が地域の協力のもと「高千穂あまてらす鉄道」として復活に向けて動き出している取り組みなどを紹介しました。
(宮崎歴史資料ネットワーク 籾木郁朗副代表)「地域にも利益があり、鉄道事業者にも利益がある方法を模索していかなければいけない。昭和100年、これから先を考える上で鉄道をどうするか考える上で大事だと思う」
(大学生)「昭和100年はあまりピンとこなくて遠い昔のような感じがするが、郷土料理づくりなど挑戦してみたい」
(60代)「食や鉄道など発表があったように次の世代に伝えるのが大切だと思った」