ラ・サール学園の中学生が、明石屋とコラボして和菓子のデザインに挑戦しました。生徒たちはデザインを通して大事なことを学んだようです。

和菓子をデザインしたのは、ラ・サール学園の中学2年生およそ170人です。

夏休みの課題や週に1回の美術の授業を通して、日本の伝統文化や二十四節気などを学び、老舗菓子店「明石屋」の協力の下、デザインに挑戦してきました。

7日は発表会があり、171人それぞれが考えデッサンしたデザインから22点が賞に選ばれました。受賞者が発表されるたび生徒たちは大盛り上がり。

そのなかで大賞に選ばれたのが…。

チューリップをモチーフにした、濱上夕豪さんの「家族への感謝」。家族と一緒に食べたいとデザインしました。

(ラ・サール中学2年 濱上夕豪さん)「幅広い年齢が認知している花がチューリップと知りチューリップの和菓子はないと思った」

そして会のなかでそれぞれの受賞者に問われたのが、『あなたにとってデザインとは。』

(濱上夕豪さん)「ぼくにとってデザインとは人と人をつなぐ通信ケーブルのようなものだと思う」

(池田侑生さん)「ぼくにとってデザインとは挑戦です」

(森口賢三さん)「私にとってのデザインとは道であります」

(榮光春さん)「私にとってデザインは愛。自分自身が持っている愛をデザインとして表現できればいいなと思って」

大賞に選ばれたデザインは商品化され、来年度の文化祭で限定販売される予定です。