今度の日曜、鹿児島県内外からおよそ1万2500人のランナーが参加する「鹿児島マラソン」。開催が迫る中、高校生も一緒になっておもてなしの準備を進めています。

日曜に開かれる「鹿児島マラソン」。今年は、マラソンとファンランあわせて県内外から前回を3000人ほど回るおよそ1万2500人のランナーが出走します。

(リポーター)「いよいよあさって開催の鹿児島マラソン、中央公園ではランナーをおもてなしする準備が始まっています」

あす3月1日と当日のあさって2日、「おもてなし広場」となる鹿児島市の中央公園です。28日は、グッズの販売ブースの設置や、ランナーへの参加賞の準備が進んでいました。

マラソンのコース上でもそれぞれの給水所で、今年も、かるかんや焼きドーナツ、さつまいもタルトなど、12種類の鹿児島ならではのスイーツが提供されます。

そして今年は、高校生が考えた商品も…。

姶良市の蒲生高校です。
情報処理科では授業の一環として、地域の企業とタイアップした商品開発にチャレンジしています。その1つが、姶良市のイケダパンとコラボレーションした「みそかもーんマヨクッペ」。

姶良の麦みそとマヨネーズを練り込んだパンで、もちもちとした食感が特徴です。
半年ほど試作を重ね、去年11月に期間限定で県内のスーパーで販売したところ、1万1000個を売り上げました。

今回、鹿児島市竜ケ水あたりの第10給水所で、ひとくちサイズにカットした「みそかもーんマヨクッペ」と水を1年生14人でランナーに渡すことになりました。

(蒲生高校1年 小竹原樹里さん)「笑顔で誘導してランナーを笑顔にしたい」

(蒲生高校1年 橋元蓮さん)「ランナーも頑張って走っているので自分たちも集中して水を渡したい」

このほか、吹奏楽やダンスで盛り上げるチェスト応援隊など、コースの各所でランナーを元気づける予定です。

(鹿児島マラソン実行委員会 藤田李南さん)「おもてなしをたくさん準備しているので鹿児島を感じながら楽しく走ってもらえれば」

そして、日曜の大会当日は交通規制が行われます。


鹿児島マラソンは、午前8時半にドルフィンポート跡地をスタートし、鹿児島市街地を通過したあと国道10号を北上して、姶良市で折り返し、鹿児島市役所を目指します。

国道10号は、午前8時すぎから午後4時前まで、鹿児島市街地では午前3時から午後4時半まで順次、通行止めなどが行われます。

実行委員会は、当日はマイカーの使用を控え、公共交通機関を利用してほしいと呼びかけています。
詳しい情報は、大会ホームページでご確認ください。

MBCテレビでは当日、午前8時から鹿児島マラソンの模様を生放送でお伝えします。