6月から、販売される犬や猫へのマイクロチップの装着が義務化されました。災害や迷子で離れ離れにならないため、そして、無責任に捨てられることを防ぐため。小さなチップは、新たな『常識』となるのでしょうか。

■ショップ・ブリーダーは“義務化” すでに飼い主となっている人は“努力義務”

高知県南国市にある動物病院です。この日、病院を訪れたのはさつきちゃんとめいちゃん。5歳の姉妹です。飼い主に、「がんばれ」と声をかけられながら、診察室に入りました。その理由は…

(ゆずの木どうぶつ病院・黒岩夏美副院長)
「背中に入れますね」


マイクロチップを装着
6月から装着義務化(販売の犬・猫)マイクロチップ


飼い主の氏名などの情報をいれる「マイクロチップ」を装着するためでした。

(ゆずの木どうぶつ病院・黒岩副院長)
「ちょっとちくっとしますね。とってもいい子でした」


動物愛護管理法の改正に伴い、6月から、一部の犬、猫への「マイクロチップの装着」が義務化されました。装着義務の対象となるのは、犬、猫を販売するペットショップや、繁殖を行うブリーダー。そして、そうしたところから迎え入れた飼い主も、氏名や住所などの情報を30日以内に登録することが義務付けられました。一方、すでに飼っている場合の装着などについては、「努力義務」となっています。

ペットショップ・ブリーダーは装着“義務” すでに飼っている人は“努力義務”


(ゆずの木どうぶつ病院・黒岩副院長)
「では早速、マイクロチップ装着していきますね。ちょっとチクっとしますよ。おりこうさんでした」

飼い主「がんばったね」

さつきちゃんとめいちゃんのような、すでに飼っている犬や猫への装着は「努力義務」。飼い主は、「大切な家族と離れ離れにならないように」という思いで装着を決めました。

(装着した犬の飼い主)
「不安はありましたけど、いまのこの様子見たら全然大丈夫そう。やっぱりちょっと安心感が出てきましたね」


Q・どうして装着しようと

(装着した犬の飼い主)
「お世話になっている獣医さんからのおすすめもあったし。東北の地震の後とか、ペットの迷子のニュースを聞くとね、『家族』ですので離れ離れにならないようにと思って」

「大切な家族と離れ離れにならないために」


飼い主の情報などが入り、「離れ離れ」にならないためのマイクロチップ。無責任に捨てられることを防ぐ役割も期待されていますが、一体どのような物なのでしょうか。