架空料金請求詐欺で、高知市の女性2人が被害にあっていたことが分かりました。
高知県警によりますと、4日、高知市の20代女性はSNSで「家で稼げる仕事。興味がある方は資料希望などと送ってください」などという投稿を見つけました。指示に従った女性はつながった人物からショッピングサイトの資金残高を使って商品の購入を装うことで、商品の評価を高める業務だと説明を受けます。
女性が作業すると当初は報酬が入っていましたが、その後残高が不足するようになったところで、「不足分を入金することで補うことができる」などと言われ、およそ65万円を振り込んだということです。
また、高知市の70代女性は2日、動画アプリを閲覧中に「動画を見てギフトを貰おう」と書かれた広告をクリックしたところ、メッセージでのやり取りが始まり「画面のスクリーンショットを送ってください。報酬○円」と説明されました。
女性は指示に従い報酬を受け取ろうとしましたが、操作ミスなどを理由に入金を要求され、およそ58万円を振り込み、だましとられたということです。
県内では2025年に入り特殊詐欺の被害が100件発生していて、過去最多となっています。










