高知県勢として92年ぶりにオリンピックで金メダルを獲得した櫻井つぐみ選手と清岡幸大郎選手。今年の夏、高知を盛り上げた幼なじみ2人を祝う凱旋パレードが29日に行われ、大勢の人が新たなスターを祝福しました。
29日午前10時前。大勢の人がかけつけた、高知県香南市野市町。
みなさんが待っていたのはパリオリンピック™・レスリングで金メダルを獲得した香南市出身の櫻井つぐみ選手です。

地元で行われた凱旋パレードにはおよそ1800人がかけつけ、お祝いや感謝の言葉を送りました。

「櫻井つぐみ選手、おめでとう!」「せーの、つぐみちゃんおめでとう~!」

「高知県民のために頑張ってくれた櫻井さんを見て、香南市民としてすごく嬉しいです」
櫻井選手一家が幼いころから行きつけにしている居酒屋を営む、中山美和さんです。
(居酒屋「なごみ家」中山美和さん)
「つーちゃーん、つーちゃーん!かわいいよー!」
(櫻井選手)
「ありがとー」
(居酒屋「なごみ家」中山美和さん)
「楽しいですね。本当にうれしい。皆さんがいっぱい来てくれて、感動です。
(Q.(櫻井選手が)気づいてくれましたね)
わかりましたね。“孫”なんで。ゆうべも楽しみで眠れなくて。ハイテンションです」
(リポート:坂根優菜)
「パレード開始15分前です。会場には、2人の金メダリストを見ようと多くの人が集まっています。今か今かと待ちわびている人で熱気最高潮です」

凱旋パレードは高知市でも!櫻井選手とともに金メダルを獲得した、高知市出身で幼なじみの清岡幸大郎選手も一緒です。

「清岡選手とつぐみ選手の試合をみて、本当にめちゃくちゃ感動したので、その感謝と『ありがとう』という気持ちを伝えたくて来た」
「櫻井選手、清岡選手おめでとう~」
(櫻井選手)
「すごい、進める?」
(清岡選手)
「超ゆっくりいかんと…」

いよいよ、スター2人を乗せた車が出発…かと思いきや。

(櫻井選手・清岡選手)「これやばい、大変だ」
あまりの熱狂ぶりにパレードの出発が少し遅れましたが、集まったおよそ5500人から温かい声がかけられます。

パレードの隊列は、およそ530メートルを30分ほどかけてゆっくりと進みました。
「おめでとう~」
「つぐみちゃんおめでとう~」
(櫻井選手の父 櫻井優史さん)
「(Q.すごい人ですね)そうですね。いやぁびっくりしました本当に感動です」
訪れた人たちは県勢92年ぶりの金メダリストの姿を目に焼き付けていました。

「いやぁめっちゃかわいかった。すごくよかった。おめでとう!」
「すごくかっこよかったし、かわいくて、2人ともがずっと笑顔で手を振っていたのがすごく感動した。また4年後期待しています」
「応援メッセージです、家で作ってきました。すごく興奮して気分が舞いあがってしまった」

(清岡選手の小学校の同級生)
「幸大郎感動をありがとう!おめでとう~」

会場には、清岡選手の祖父の姿も。

(清岡選手の祖父 宮地章一さん)
「きょうは本当にたくさんの方に来ていただいて感動した。こんなにも多くの人が来るとは思っていなかった。ちょっと不安があったけど本当にすごい。ここまで来るのに彼が一生懸命頑張っているのを見てきたので、本当にうれしかった」
分刻みのスケジュールの2人を乗せた車は県庁へ。

2人の功績をたたえようと新設された県民栄誉賞が贈られました。
(清岡幸大郎選手)
「始まる前は『本当にたくさん集まってもらえるのかな』って不安感もありつつでしたが、想像の何倍も上回るような人が駆けつけてくれて、お祝いをしてくれたので、『たくさんの人がこうして応援してくれたんだな』って改めて実感することができたし、『オリンピックの周りに与える影響』っていうすごさも改めて実感しました」
(櫻井つぐみ選手)
「想像以上の人に集まってもらえて、今まで経験したことのないことを経験させていただいて、『この金メダルは本当に多くの方に“勇気”や“力”を与えることができるんだな』と改めて感じた」
お祝いは夜も続きます。レスリング関係者など400人以上が参加した、報告会です。

クラブの後輩たちは夢を現実にした先輩の姿に…
(高知レスリングクラブの後輩 下田結月選手)
「目標は、先輩らみたいなオリンピック選手になって金メダルを取りたいです。『地道にしっかり続けて練習する』ことと、『自分に自信をもってできる』よう練習したいと思っています」
(高知レスリングクラブの後輩 下田瑛太選手)
「今までオリンピックというのは“夢”だと思っていたんですけど、現実にこうやって見せてもらって、本当に感謝の気持ちと『自分もそうなりたいな』というのは、改めて思いました」
2人を支えた家族からもあいさつがありました。
(櫻井選手の母 櫻井美佳さん)
「高知クラブ発足から一緒に頑張ってきた櫻井監督に感謝を述べたいと思います。子どもたちと夢を一緒に追いかけ、駆け抜けてきた20年。ありがとうございました」

(清岡選手の母 清岡えりかさん)
「子どもには本当に感謝しています。頑張ることで“皆さんの笑顔”が見られたり、“元気”が届けられたりというところで、本当に良いオリンピックになったなと感じています」

(櫻井選手の父 櫻井優史さん)
「小さいころから夢をあきらめずに努力を続け、オリンピックで金メダルを持ち帰ってきてくれた2人に感謝したいと思います」
(櫻井つぐみ選手)
「たくさん応援していただいたので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。やっぱりこれからも、自分たちは応援してもらった分、“恩返し”ができるように頑張らないといけないと思うので、これからもご支援のほどよろしくお願いします」
(清岡幸大郎選手)
「たくさんの応援、そしてご支援・サポート、本当にありがとうございました。これからも自分はレスリング競技を継続して頑張っていくので、引き続き応援のほど、よろしくお願いします」
幼いころから切磋琢磨し夢の舞台で快挙を成し遂げた2人。たくさんの感動を与えてくれたことに、県全体で感謝を伝えた一日となりました。











