達増拓也岩手県知事は陸上自衛隊岩手駐屯地を訪れ、鳥インフルエンザや大規模山林火災への自衛隊の対応に、県民を代表して感謝を伝えました。

達増知事は2日、滝沢市の陸上自衛隊岩手駐屯地で矢山善隆司令と懇談しました。
1月に県内の養鶏場で鳥インフルエンザが発生した際、自衛隊はのべ1050人がニワトリの殺処分に当たりました。
また2月に発生した大船渡市の大規模山林火災では、ヘリコプターによる散水で消火活動に協力し、散水はのべ1296回1万6480トンに及んだということです。

(矢山善隆司令)
「我々の部隊、岩手出身の隊員が多くおりまして地元のためにと非常に頑張ってくれたと思っています。訓練との両立など難しいところもありましたが 岩手県民のみなさんの安全安心に貢献できてうれしく思います」

達増知事は矢山指令に対して、「頼もしく心強かった」と話し感謝の気持ちを伝えました。