9月、北海道苫小牧市で、乗用車を運転中、電柱に衝突し、当時生後1か月の次女に重傷を負わせた事故で、覚醒剤取締法違反の罪に問われている32歳の女について、札幌地検は、覚醒剤の影響で正常な運転が出来ない状態だったとして、危険運転傷害の罪で追起訴しました。
追起訴されたのは、苫小牧市の無職、大崎紬(おおさき・つむぎ)被告32歳です。
起訴状によりますと、大崎被告は、9月4日未明、苫小牧市内で乗用車を運転中、摂取した覚醒剤の影響で、正常な運転ができず電柱に衝突し、当時生後1か月の次女に全治65日の大けがをさせたとして、危険運転傷害の罪に問われています。
大崎被告は、覚醒剤取締法違反と危険運転傷害の容疑で逮捕され、その後、覚醒剤取締法違反については裁判が始まっていますが、危険運転傷害の容疑については、処分保留となっていました。
先月28日、札幌地裁苫小牧支部で開かれた初公判で、大崎被告は「覚醒剤だと認識して使用した覚えは一切ない」と起訴内容を否認しています。