北海道千歳市の市立千歳市民病院で今月13日、入院中の90代の男性が誤った薬剤を投与され死亡していたことがわかりました。

市立千歳市民病院 伊藤昭英院長
「誠に申し訳ございませんでした」

病院によりますと3月13日午前4時半ごろ、千歳市民病院に入院していた90代の男性患者に対し、本来、鎮痛剤を投与すべきところを、誤って急性循環不全の改善に使う強心剤の「ドパミン」を点滴で投与しました。

それから約20分後、看護師が気づいて点滴の使用をやめ、救命措置を行いましたが、男性は投与から約2時間後に死亡しました。

市立千歳市民病院 伊藤昭英院長
「病棟配置薬の保管庫から点滴バッグを取り出した際に(看護師が)薬剤名を十分に確認しないまま誤った薬剤を手に取りそれに気づかず投与してしまったもの」
また、薬を投与する前は、もう1人の看護師とダブルチェックすることになっていますが、そのもう1人の看護師も鎮痛剤だと思い、チェックが機能していなかったということです。

病院は男性の家族に説明し、警察に届け出るとともに、院内に第三者を加えた医療事故対策委員会を立ち上げ、原因究明などを進めるとしています。







