野球独立リーグの北海道ベースボールリーグに所属する「旭川ビースターズ」で、運営会社の代表に就任予定だった24歳の男性が、チームの運営費約230万円を私的に流用した疑いがあることがわかりました。

球団の運営会社によりますと、男性は8月から球団に在籍し、前代表の退任に伴い次の代表になる予定でしたが、10月下旬まで20回以上にわたり球団の口座から、約230万円を不正に引き出していたということです。

一部の選手やスタッフに対する給与が支払われなかったことから発覚しました。

運営会社の聴き取りに対し、男性は「今後、球団を大きくするために運用に回している」と説明したということですが、実態は不明で私的に流用した疑いがあるということです。

また不正に引き出された約230万円は返金されておらず、球団は14日までに警察に告訴しました。

球団は、男性を解任し、現在は別の代表が就任しています。