1日、北海道小樽市で、交際中の男女が口論の末、互いに暴行を加えたとして、暴行や傷害の疑いでそれぞれ逮捕されました。

暴行の疑いで逮捕されたのは、小樽市に住む20代の自称飲食店の男、そして暴行と傷害の疑いで逮捕されたのは、20代の会社員の女です。

警察によりますと、2人は1日午前11時50分ごろ、小樽市内の女の自宅で、何らか理由で口論になると、男は女に対し腹を拳で何度も殴打した疑い、また女は男の顔面をひっかいてけがをさせた疑いが持たれています。

女から「早く来て、助けて」と110番通報があり、駆けつけた警察官が2人から事情を聴き、2人の容疑が確認されたため、警察はその場で2人を逮捕しました。

警察によりますと、当時2人は飲酒していたということで、男は「やったことに間違いない」と話す一方、女は「手は出したが、具体的に何をしたのか思い出せない」と話しているということです。

警察は、口論の原因や、これまでに相談歴がなかったかどうかを詳しく調べています。