9日の北海道は、一時的に冬型のような気圧配置になって、上空の寒気が強まりました。
旭川地方気象台は9日、旭川市内の気象台から山頂付近が積雪などで白くなっていることを確認し、旭岳(▲2291m)の初冠雪を発表しました。

平年より14日遅く、観測史上最も遅かった去年より11日早い観測です。
また、5年連続10月の観測となりました。

今後も北海道の上空には寒気が居座ります。
3連休にかけて、朝晩は内陸を中心に冷えて、マイナスの気温になるところもありそうです。
霜に対する農作物の管理、標高の高い峠では路面の凍結にも注意してください。
北海道は一歩ずつ季節が先に進んでいます。
◆須賀桃子(HBCウエザーセンター・気象予報士)