札幌市内でクマの出没が相次いでいることを受け、南区の藻岩山では、警察や北海道などが合同で登山者に注意を呼びかけました。

10月1日、札幌市南区藻岩下地区で撮影されたクマです。

南区をはじめ、札幌市内では、連日、クマの出没が続いています

8日、警察官や北海道・札幌市の職員は、合同で藻岩山の登山口で登山者にチラシを配り、クマへの注意やキノコ採りでの遭難防止を呼びかけました。

北海道警察 地域企画課 鍋谷圭介課長補佐
「クマが目撃されている地域への入山は極力避けるとともに、入山する際は単独で行動せず、必ずクマ撃退スプレーを携帯するなど万全の準備をお願いします」

ことしはクマの食糧となるドングリの凶作も報告されていて、北海道は、「秋のヒグマ注意特別期間」を来月末まで延長し、注意を呼びかけています。