7月1日、北海道恵庭市の幼稚園のプールで、3歳の女の子が一時、意識不明になった事故。その原因に、新たな可能性が見えてきました。
女の子が運ばれた病院の医師が、溺れたのではなく「プールに倒れた可能性がある」と、幼稚園に伝えていたことが園への取材でわかりました。
園長によりますと、医師は「女の子の唇にはぶつけたような傷があった。横になって溺れたのではなく、意識を失うなどしてプールに倒れたのではないか」と話したということです。
当時、プールの水深は2~3センチでした。
また、当時現場には2人の職員がいて、1人が園児の着替えを手伝い、もう1人が見守り役でした。
見守り役の職員が、ほかの園児に着替えを促そうと目を離した際に、女の子がプールに倒れていたということです。
警察が引き続き、状況を調べています。