直下型地震発生と想定。
名古屋の病院で治療の優先順位を決める「トリアージ」の訓練が行われました。

愛知県の災害拠点病院に指定されている名古屋掖済会病院で行われた11日の訓練は、震度6強の直下型地震が起き、多くのけが人が来院するという想定で行われ、約150人が参加しました。

訓練では治療の優先順位を決める「トリアージ」を実施。
切り傷や骨折などの特殊メイクをした職員らに状態などを確認し、緊急度に応じて色分けされたタグをつけて処置するまでの流れを確認しました。

(名古屋掖済会病院 北川喜己院長)
「南海トラフは、いつ何時起きてもおかしくないという状況。『助かる命はすべて助ける』。その意気込みを忘れないようにしてやっていきたい」
名古屋掖済会病院では、今後もこうした訓練を続けていくとしています。










