カエルとイモリが翌日の天気予報をする恒例の展示が、三重県の鳥羽水族館で始まりました。

この天気予報は、カエルやイモリなどの両生類が湿度に敏感な性質を生かして、16年前から鳥羽水族館で行われているものです。

例えば、イモリが水中にいたら翌日は晴れ、水から出てきたら雨。一方、カエルが活発に動いていたら雨、じっとしていたら晴れの予報で、飼育員が掲示板に記録します。




(鳥羽水族館 伊藤実穂さん)
「カエルは2匹くらい動いているので、(あすは)曇りにしようかと。イモリは全部水中にいるので、晴れにしようかと」



去年の的中率はカエルが4割で、イモリが5割。また、下駄による“人間の予報”も出されます。この天気予報は、8月末まで行われます。