およそ1400個のランタンが夜空を彩りました。24日愛知県岡崎市で、願い事を書いたランタンを空に放つイベントが開かれ、参加者からは笑顔が溢れました。

24日夕方、岡崎市の岡崎中央総合公園に続々と人が集まってきました。
(運営スタッフ)
「絶対(ランタンを)なくさないように…離すと飛んでいくので」
(参加者)
「ありがとう。マシュマロみたい」


マシュマロのように、白くてふわふわの特殊な風船で作った「スカイランタン」。日没を待つ間、大人も子どもも、思い思いに願いごとを書いています。
(参加者)
「私は『アイドルになりたい』と書いた」
Qこのイベントを何で知った?
(参加者)
「インスタで見て…スカイランタンが楽しみで来た」


これは、岡崎市のイベント会社のALLC(アルク)が、家族や友人と同じ空間で、同じ時を大切に過ごしてもらおうと企画したもので、およそ4000人が1400個余りのランタンを一斉に空に放ちます。
(参加者)
「(開催まで)1年近くかかったので、楽しみにしてきました」

もともとは去年10月に行われる予定でしたが、新型コロナの感染拡大や、ロシア軍によるウクライナ侵攻の影響で、ランタンを飛ばすためのヘリウムガスが世界的に不足したことで、延期になっていたのです。
「点灯!」「お~すごい!」。ランタンの中のLEDライトが一斉に点灯し、いよいよ「願い」を夜空に放つときが…。

「3、2、1、ゼロ!」
花火とともにランタンの光が優しく包みます。
(参加者)
「きれいだった。楽しかった」
「すてきだった。去年から待っていたので良かった」


およそ40分間、岡崎の夜空を彩ったランタン。参加した人たちの笑顔が溢れていました。
(CBCテレビ「チャント!」6月26日放送)
※「スカイランタン」は日本スカイランタン協会を主催する 株式会社エクスプラウドの登録商標です。