将棋の藤井聡太六冠が、ことし3月に獲得した「棋王」の就位式に臨みました。

藤井六冠は、ことし3月に初挑戦となった棋王戦五番勝負でタイトルホルダーの渡辺明名人を3勝1敗で破り「棋王」を獲得。
20歳8か月で、羽生善治九段以来、史上2人目の六冠となり最年少記録も更新しました。
24日に行われた就位式では多くのファンの祝福を受ける中、喜びを語りました。

(藤井聡太六冠)
「非常に難しい局面が続き、自分の長所と短所が共によく出たシリーズだった。タイトル獲得という結果を得られたことを、とてもうれしく思っている」

藤井六冠は5月28日にタイトル防衛がかかる叡王戦第4局に臨み、5月31日からは最年少での名人と七冠達成がかかる名人戦第5局で、再び渡辺名人と対戦します。