配送トラックも脱炭素を目指します。西濃運輸が、水素で走る日本で初めての燃料電池大型トラックの実証実験を始めます。


岐阜県大垣市に本社を置く西濃運輸は、水素を使って発電する日本初の燃料電池大型トラックの実証実験を6月から開始すると発表しました。


水素燃料電池大型トラックは、トヨタ自動車と日野自動車が共同で開発し、走行時に二酸化炭素を出さないことから環境性能に優れています。


実証実験では、水素ステーションでの充填時間を含めた運行管理やドライバーの使い勝手などを、2年ほどかけて検証していく予定です。


(西濃運輸 名古屋エリア統括マネージャー 吉田明宏さん)
「サステナブル社会の実現に貢献していきたい」


西濃運輸では、すでに4月から4台の水素燃料電池小型トラックを東京の支店に導入しています。