5日夜、岐阜県本巣市のケーキ店が燃え、5人が死傷しました。閉店後に、ケーキ店の建物の2階で開かれたイベントでトラブルがあったとみられ、警察は、放火の可能性があると見て捜査しています。

警察によりますと、5日午後9時ごろ、本巣市宗慶のケーキ店「さんらいず」で、「人が刺された。ガソリンをまいている。火事になっている」と、建物の中にいた人から110番通報がありました。

消防車など14台が出て、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、2階建ての店舗兼住宅およそ300平方メートルが焼け、焼け跡から2人の遺体が見つかったほか、3人が救急車で病院に運ばれました。3人のうち1人が搬送先の病院で死亡が確認され、残り2人も会話ができない状態だということです。

通報した人「煙が上の方まで上がっていたので、屋根の上に(逃げた)人たちが「通報してください」「はしごを持ってきてください」と言っていた。通報して、近所の人にはしごがないかを聞いて回った」
火事を目撃した人「中から火が出て上がり、屋根がゴトンと落ちる音も聞こえた」

岡部蒼人記者「午前9時すぎです。火災発生から12時間以上がたち、現在は消防などによる現場検証が行われています」

捜査関係者によりますと、閉店後に、建物の2階で、60代の店のオーナーや、その知人ら同世代の11人が集まるイベントが開かれていて、何らかのトラブルがあったとみられています。警察は、放火の可能性があるとみて捜査するとともに、店内にいたうちのいずれか1人が事件に関与したとみて、当時の状況や詳しい経緯を調べています。