名古屋市の小学校で授業中、児童に正座をさせていたことが分かり、市の教育委員会は体罰にあたるとみて、事実確認を進めています。
体罰とみられる行為があったのは、港区の市立小学校です。名古屋市教育委員会などによりますと、ことし9月中旬から先月中旬にかけ、書写や社会の授業を担当していた女性教員が、3年生の児童5人に正座をさせたということで、このうち、椅子の上で30分間正座させられた男子児童は、足首におよそ2週間のけがをしました。13日夜に開かれた保護者説明会で、学校側は体罰と認め、謝罪したということです。

(児童の保護者)
「(子どもは)ずっと泣いてました。先生には本当に反省してもらって、それだけのことをしたと、わかってもらいたいです。しっかり学校として楽しく安全に通える学校を作ってもらいたいです」
ほかにも「カス」などと児童に対する不適切な発言もあったということで、学校はこの教員を担当していた授業から外しました。警察はけがをした児童の保護者からの被害届を受理し、市の教育委員会は体罰にあたるとみて、事実確認を進めています。











