15年前の秋に、ツキノワグマが侵入し、約50分間にわたり居座ったという、岐阜県飛騨市古川町にある市民ギャラリー。記者が取材に行くと、施設の壁には…
(柳瀬晴貴記者)
「15年前のクマの傷跡がくっきり残っている」

恐怖の瞬間を今も伝えています。
スタッフ3人は逃げ出して無事でしたが、室内は荒らされました。
クマは体長150センチ、体重110キロのオスで、駆けつけた猟友会のハンターが駆除しました。このギャラリーを運営する建設会社の元従業員は当時の様子を振り返ります。

(クマに遭遇した元従業員)
「扉を開けてみたら、クマがそこにいたので、すぐ閉めた。その時(ガラス越しに)クマが来た」
Q. クマはどのあたりを狙っていた?
(クマに遭遇した元従業員)
「顔を狙っていた。背丈は僕より低いが、手は完全に顔に来た」
町では今年度こそ人身被害は出ていませんが、緊張感が日に日に高まっています。










