名古屋の白川公園で、校外学習中の小学4年生に落ちてきたケヤキの木の枝が当たり、頭に切り傷を負うなど児童2人がケガをしました。

名古屋市によりますと、きょう午後2時ごろ、名古屋市中区の白川公園で、ケヤキの木から長さおよそ2.3メートル、重さおよそ3.3キロの枝が落下しました。

ケヤキの木の枝は、校外学習に来ていた瑞穂区の小学4年生の児童2人に当たりました。このうち1人は頭に切り傷を負い病院に救急搬送されましたが、手当てを受けてその後帰宅しました。

もう1人の児童は肩にすり傷などを負いましたが、その場で応急処置を受けて学校に戻ったということです。

ケヤキの木は名古屋市美術館の敷地内にあり、美術館は落下原因を調べるとともに、他に枝が落下する恐れがある樹木がないか、造園業者による一斉点検を速やかに行う方針です。

提供:名古屋市美術館