東海地方は、13日の夜遅くにかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨になる所がある見込みで、気象台が土砂災害や河川の増水、氾濫などに注意・警戒を呼び掛けています。

12日は、三重県四日市市で1時間に123・5ミリの雨を観測するなど、県の北部を中心に猛烈な雨が降り、四日市市内では道路の冠水により車が立ち往生しました。
(軽乗用車の男性)「車に乗っている状態でここまで水がきた。車の中は水浸し。もう無理、エンジンもかからない。」
三重県によりますと、これまで(13日午前10時現在)に住宅で床上浸水(2件)、床下浸水(7件)などの被害が確認されました。このほか、近鉄四日市駅近くの商店街も店の中が水浸しになるなど、引き続き県が被害状況を確認しています。
今後、東海地方は、13日の夜遅くにかけて非常に激しい雨が降り、大雨の恐れがあります。14日午前6時までに予想される雨の量は、愛知県で100ミリ、岐阜県で150ミリ、三重県で70ミリの見込みです。気象台は、河川の増水や氾濫、土砂災害、低い土地の浸水などに注意・警戒を呼び掛けています。