帝国データバンク松江支店によりますと、島根県浜田市の海産物加工業者、(有)幸中川と関係会社の中川魚類(有)の2社が、9月6日に松江地裁浜田支部から破産開始手続き開始決定を受けたことが分かりました。
負債総額は2社合わせて2億2700万円に上ります。
幸中川は戦前の創業で1964年に法人改組。中川魚類を通じて鮮魚を仕入れ、フグやカレイのみりん干しを主力にトビウオの丸干し、ノドグロやイカの一夜干しなどを製造し、ピーク時は年間2億円を売り上げました。
しかし、近年は同業他社との競合で売上高がピーク時の半分以下に落ち込み採算性も悪化し、今年に入って資金繰りに行き詰まって事業継続が困難になっていました。
中川魚類は1975年に幸中川の仕入れ部門を分離して設立した会社で、ピーク時には年間4億8000万円を売り上げました。しかし元々利益率が低く、赤字経営を余儀なくされて債務超過の状態が続いていて幸中川に連鎖しました。
両社は6月15日までに事業を停止して整理を進めていました。
負債額は幸中川が1億7200万円、中川魚類が5500万円でした。















