楽しい家族旅行のはずが、いつの間にか違法行為に…。
海でのレジャーシーズンを迎えるなか、島根県が注意を呼び掛けているのが、行楽客による「うっかり密漁」です。

島根県松江市内の海水浴場。
岸からすぐ近く、海の中を覗いてみると…

小崎純佳キャスター
「ありました、ウニがいます。けっこうたくさんありますね」

たくさんのウニやワカメを見つけました。
海水浴の途中で見つけると、うれしくなって捕ってしまいそうですが、島根県は「ちょっと待って」と注意を呼びかけます。

島根県水産課 平松大介さん
「レジャー等で海に来たときにサザエをとってしまうことや、釣りを海岸で行っているときに偶然タコが釣れてしまって、それを持って帰ってしまうことがあります」

実はこの行為、「密漁」とみなされ、刑事罰に問われる可能性があると言います。

海の行楽客が、知らない間にしてしまう、いわゆる「うっかり密漁」。海のレジャーシーズンを迎える中、島根県が注意を呼びかけています。

島根県水産課 平松大介さん
「海のサザエやワカメ、ナマコ、タコなどには漁業権が設定されていて、許可のない人が捕ることができないものとなっていますので、それを知らずに捕ってしまうケースがあります」

密漁の対象になるのは、水産庁が指定している「特定水産動植物」や、漁業組合などが独占的に取る「漁業権」が設定された貝類や海藻類などです。
捕ってしまった場合は検挙の対象になり、多い年だと、島根県内で年間10人ほど検挙されている年もあると言います。
昨年度は特に多く、島根県内で密漁による取り締まりが24件もありました。

では、どのような罰則となるのでしょうか。
例えば、ナマコの場合…

島根県水産課 平松大介さん
「ナマコを捕っただけで、最大3000万円以下の罰金または3年以下の懲役になる可能性があります」

行楽客による「うっかり密漁」。楽しいレジャーが台無しにならないように注意が必要です。