島根県益田市にある島根県立芸術文化センター「グラントワ」(島根県立石見美術館)は、特別展「石州和紙といわみのくらし」が開催期間中の展示室Bを、9月14日の1日間、床面のメンテナンスのため、臨時閉室していることを発表しました。そのほかの展示室は開室しています。
展示室Bは、9月15日からは平常どおり開室するとしています。
グラントワでは、湿度管理の補助のため、閉館後毎日、展示室B内で除湿機を作動させていますが、13日の閉館後、職員がこの除湿機のタンクを左右逆に設置したため、タンクに除湿した水がたまらず、床面のじゅうたんがおよそ直径2メートルの円状に濡れてしまったものです。
翌朝に出勤した別の職員がじゅうたんが濡れているのを見つけました。
14日は床面を拭くなどして乾燥させていますが、じゅうたん張りで乾燥に1日かかる見込みのため、展示室Bを臨時閉室しました。
今回の床面への水漏れに伴う展示品・収蔵品への影響はありません。
グラントワでは「ご来館予定の皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。職員に対しては、機器の操作方法について、再度周知徹底したところです」としています。