新潟県胎内市で11日、今年度初めて男性がクマに襲われけがをする被害が発生しました。こうした中、県は13日、対策本部会議を開き、関係部局で連携して被害を防ぐための取り組みを進めることを確認しました。

【佐久間豊 副知事】「これまでの野生鳥獣による被害や、対策の取り組みを共有する」

今年度初めてとなる鳥獣被害対策本部会議。クマやイノシシなどによる人や農作物への被害状況や、被害を防ぐために進めてきたこれまでの取り組みなどについて関係部局で情報を共有しました。

県内では2020年度にクマによる人身被害が過去最多となる21件発生し、1人が亡くなりましたが、2021年度の人身被害は1件にとどまりました。

ただ、胎内市で11日、今年度初めてクマによる人への被害が発生。登山をしていた50代の男性がクマに襲われ左の頬にけがをしました。県はこの被害を受け「クマ出没警戒注意報」を出して、注意を呼び掛けています。

【鳥獣被害対策支援センター 神部淳所長】「仮にクマが自分の方に向かってくるという状況になった場合には、迷わず防衛姿勢を取ってもらいたい。腹ばいになって、首を手で押さえる。ぜひとも山に入る際は事前にそういったことに注意を払った上で行動していただけるようお願いしたい」

また、会議では県民や行政、関係団体が一体となって野生鳥獣の管理と共生に向けた取り組みを進めるための基本方針が決まり、県は今後、広く周知していくとしています。