関東甲信では、5日から大雪になり平野部でも積雪となりました。一方で青森県内は2月に入っても暖冬・少雪傾向が続き、冬のイベントなどが相次いで中止に追い込まれてます。普段は厄介な雪ですが、専門家は経済的な損失は大きいと指摘します。

6日の小川原湖・姉沼。湖面が凍るどころか周辺に雪もありません。いつもの年であれば、氷の上でワカサギ釣りを楽しむ人で賑わいますが、2024年の釣り解禁は中止になりました。

また田舎館村では「冬の田んぼアート」を中止に、青森市では「青森冬まつり」を中止し、関連イベントのみとなりました。

こうした暖冬・少雪が与える影響について、専門機関は県経済に負の要素になると指摘します。

あおもり創生パートナーズ 松田英嗣取締役
「それぞれの事業者にとっては、もともと毎年やっている祭りだから、あてにしている需要だが、それが全くなくなってしまうことは景気全体にとっては、マイナス影響が出てこようかと思います」

またイベントに伴う間接的な影響にも言及します。

あおもり創生パートナーズ 松田英嗣取締役
「例えば小川原湖で祭りが開催されると、参加するのは三沢市、八戸市、青森市あたりが対象になってくるが、会場に出向くまでにガソリンを使ったり飲食を楽しんだり。付随する消費自体が剥落していってしまう」

除排雪業者や冬物商品を扱う小売業者などへの影響も大きく、暖冬・少雪によるプラス要因は見当たらないとしながらも、あおもり創生パートナーズは、緩和策の一つとして有効なのは「賃上げ」としています。