季節の変わり目や雨の降る日が多いこの時期、頭が痛くなったり、倦怠感に襲われたりする人はいるのではないでしょうか。それは、天気が変化することで発症する「気象病」かもしれません。その特徴や対策を紹介します。岡田記者の報告です。

岡田記者
先週、梅雨入りした県内。天気がぐずつく日が続くたびに起きる、ズキズキと頭が痛むこの症状を「気象病」と呼ぶことを私も2年ほど前に知りました。気圧の変化などで頭痛やめまい、倦怠感といった症状が起きるもので、痛みを伴うものは「天気痛(てんきつう)」とも呼ばれています。この気象病に悩む人は、少なからずいるようです。


※八戸市民
「天気が変わるとき、気圧が変わるとか、ああいう時に頭痛がしたりする」「きょうは頭が痛いから、やませ吹いているのかなという感じですよ。周りもやっぱり言いますもんね、『きょう天気が悪いから頭が痛い』とか…」


こうした気象病に関する相談を受け付けているのが、八戸市立市民病院です。病名がつきづらい身体の不調に対応する「漢方科」が担当していて、川村強(かわむら・つよし)部長はこの8年ほど、患者に向き合ってきました。

※八戸市立市民病院漢方科 川村強(かわむら・つよし)部長
「(症状は)頭痛が最も多くて、あとはめまいですね」「いままで診た患者のなかでは女性が圧倒的に多い。女性7割・男性3割くらい。東洋医学でいうと水毒体質の人がなりやすいと思います」


川村部長が対策として勧めているのが、天気だけではなく、頭痛まで予報してくれる「頭痛ーる(ずつうーる)」です。WEBサイトやスマートフォンのアプリで確かめることができ、症状が出やすい日を事前に把握できます。


※八戸市立市民病院漢方科 川村強(かわむら・つよし)部長
「自分の頭が痛くなるタイミングはどこなのか。いつもそのパターンで頭痛がくり返されるのであれば、天気痛といって間違いないと思う。ドラックストアで五苓散(ごれいさん)という漢方薬があるのでそれを飲んで、痛みがとれるのであれば間違いないと思いますので、その時には漢方内科の窓をたたいていただければ、よりよい治療につながると思います」