青森県八戸市のみちのく記念病院で起きた殺人の隠ぺい事件についてです。隠ぺいしたとして起訴された、元院長の男が保証金1000万円で保釈を認められていたことがわかりました。

保釈を認められたのは、みちのく記念病院の元院長・石山隆 被告(62)です。

石山被告は2023年3月、入院中の男が入院患者の男性を殺害した事件で、男性の死因を肺炎とする虚偽の死亡診断書を作成するなどして、事件を隠そうとした犯人隠避の罪に問われています。

青森地裁によりますと、石山被告は2025年3月に起訴されてから保釈請求が3回却下されていましたが、8月7日付の請求が保釈保証金1000万円で認められました。

この事件では、弟で医師の哲 被告(60)が犯人隠避に共謀したとして、2人が2025年3月に起訴されていました。

石山哲 被告は3月に2回行った保釈請求が却下されていて、その後は保釈請求をしていないということです。