記録的な大雪を受け、青森県弘前市の弘前市議会がリンゴ園の雪害を調査しました。中には、全体の1割ほどが被害を受けた園地もあり、市議会は24日に市に対して除排雪や農家の支援を要望することを決めました。
弘前市議会の経済文教常任委員会の議員6人は、雪害の現地調査のため「りんご公園」に隣接する成田柾直さんの園地を訪れました。
この園地では、積雪が現在でも例年の3倍近い約90cmあり、全体の1割ほどにあたる10本余りの木が被害を受けています。
樹齢が50年を超える「ふじの木」は、幹が縦に真っ二つに裂け、降り積もった雪の重さを物語っていました。
リンゴ園主 成田柾直さん
「春に抜いて苗木を植える考えでいます。(これほどの被害は)今までないね。苗木が今年ないから、抜いたら、そのままにしておかなければいけないと思う。ないとどうにもならないからね」
弘前市議会 経済文教常任委員会 石岡千鶴子 委員長
「毎年毎年このような災害があると、心が折れますので、弘前市・県がついているという力強いメッセージを流してほしい」
こうしたなか、弘前市は農家が速やかに雪害に対応できるようにリンゴ園の中を通る幹線農道の除雪を23日から始めました。
市はこれから2~3週間かけて、総延長76kmの幹線農道を除雪する計画です。
弘前市議会は24日、市に対して農道を含めた市内の除排雪の推進とともに、リンゴ園に散布する融雪剤や薬剤の確保など農家への支援を要望する予定です。












